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2021年2月1日月曜日

コロナでしょげてるみたいな 文章は雑誌で書きたくない 北尾トロ仕事帖2021.1月

2021年がはじまった。
初取材はダ・ヴィンチ連載「トロイカ学習帳」での
ところざわサクラタウン訪問。
本の持つ質量が空間を支配してるミュージアム。
すごく楽しかったのだが
施設の紹介記事を書くわけではなく、
構成にものすごく悩むことになった。
「ところざわサクラタウン」
角川武蔵野ミュージアム↓
圧巻だった。
もう、コロナでしょげてるみたいな
文章は雑誌で書きたくない。
それを前提に、おもしろいことを考えたい。
といって無理にはしゃぐのも恥ずかしい。
後半、驚きの展開になったね。
成り行き任せのおもしろさだ。
TBSラジオ「たまむすび」出演。
赤江珠緒さん、土屋玲央さんと僕
「たまむすび」に呼んでもらって、
武蔵野うどんや飯能アルプスの話をした。
ちっちゃい話題かなと思ってたんだけど、
赤江さんや玲央さんとの会話で膨らんでいったので、
これで良かったんだと思う。
この日を最後に「たまむすび」を支えてきた
阿部Pが営業部に異動と知らされ、
出演の前後に控室で話をした。
阿部さんとは、えのきどいちろうMCの
「ウォンテッド」から10年近い付き合いになる。
僕はいつまでたっても喋りに関して素人だが
また何かできたらいいね。おつかれさま。
花小金井の「しまむら」
これぞ昭和な町中華
そうこうしているうちにまた
「トロイカ学習帳」テーマ決めの時期。
町中華で食べつつのはずが
食事と店の観察に夢中になり、
結局ドトールで知恵を絞った。
リモートでも打ち合わせはできそうなものだけど、
トロイカに関しては編集Kと会って
話すほうが断然いい。
やっぱり直だと情報量が全然違うから。
食べ終えても打ち合わせは終わらず、
この後喫茶店へ移動した
誕生日はジビエレストランに。
おいしかったので「狩猟生活」取材先候補に加えた。
その以外の日々は、ゲラと向き合うことが多かった。
春に出す単行本では連載の文章を再読して
手を入れる作業と、まえがきなど加筆部分が同時進行。
「信毎 本のweb」で連載がスタートした
これは書籍化が決定しているため、
書籍用のデザインに合わせて原稿を書き、
web用に落とし込む作業となっている。
webは書籍以上に誰が読むかわからず、
取材をした人もそれをわかっていて、
原稿チェックをしっかりやってくれる。
おのおのの移住体験については、
僕は聞き役に徹しているため
文章のトーンがいつもとは異なると
思われるかもしれないが
今回の本は、移住を考えている人に向けてのものなので
体験談がもっとも大事だとの考えからそうしている。
自分に課しているのは、なるべく黒子に徹することだ。

仕事についてはこんなところで大きな動きはなかった。
それより元旦から不幸があったり
取材先で悲しいことがあったり
子どもが通う学校で事故があったりして、
アンタも気をつけな、というサインが出てる感じがした。
気をつけなきゃ。
ゲラに追われる
単行本の加筆とゲラチェックは
同時進行で進めている。
読み返すたびに加筆したくなるのをぐっとこらえる

<原稿>
(信毎本のWeb 信濃毎日新聞社)
 第1回「理想の人生」を追求すべく、計画を練り上げました
 大阪市→松本市
・第2回 求められている技術や人材がわかった上で仕事を決めた
 東京都足立区→駒ヶ根市
・第3回“ポツンと一軒家”で暮らしたくて、キャンプ場のオーナーになってみた
 神奈川県横浜市→小県郡青木村
・第4回 周囲の方々に見守られ、女性一人でも安心して暮らせます
 京都市→東筑摩郡筑北村
・第5回 「思い切りスキーをしたい」という気持ちがピンチを救ってくれました。
 愛知県名古屋市→北安曇郡白馬村
・第6回 肩の力を抜いて、がんばりすぎない
 千葉県木更津市→南佐久郡小海町
・第7回 日本の本質、魅力を田舎に見つけた
 神奈川県横浜市→伊那市
・第8回 仕事?環境?それとも夢の実現?移住先選びには優先順位が大切です!
 千葉県→上伊那郡箕輪町
・第9回 いざというときに相談できるところがあると、安心感が違ってくる
 東京都→上田市

トロイカ学習帳 第155回
電書の波に乗れないアナログ派の悩み
刻まれた年輪を、信じて前を向け!
(ダ・ヴィンチ3月号 KADOKAWA)

猟犬猟師単行本 まえがきその他
(集英社)

狩猟のあれこれ 第5回
(狩猟生活vol.08 山と渓谷社)

<ラジオ>
「たまむすび」
(1.28日 TBSラジオ)
猫飼いたいですよ















 

2020年8月1日土曜日

北尾トロ仕事帖2020年7月 元レディス総長に「本書きたい」と頼みに行った

新企画をスタートすべく取材の依頼に行った。
断られればそれっきりの緊張感は、
何度やっても慣れることがない
本橋信宏さんに初インタビュー

貴重な梅雨の晴れ間には勝浦にいた
海水浴…じゃなくて、
このあと浜辺を清掃しました。
骨なんです
下関マグロと一緒に取材へ
狩猟歴60年超の大大先輩に
長野で昔の話を聞いた。

2020.07月

文章をホメられるより企画がおもしろいと言われるほうが嬉しい。意識してなくても企画のことが頭にあるためアイデアはわいてくる。だけど、そのときおもしろいと感じたことが、翌朝になってもおもしろい保証はないわけで。まして1カ月、半年、1年と経過する時間に耐えうる企画はめったにない。
だから、運よくそういうものに巡り合ったときは売れる売れない関係なくやらねばならん。そんな大切な企画のひとつがこのたび始動することになった。
覚せい剤で指名手配、逮捕、獄中出産、出所後離婚、建設関連会社起業、元犯罪者雇い入れ実施、現在社員30名以上を抱える企業の社長、という経歴を持つ<元レディス総長>を取材できることになったのだ。
執筆動機や経緯はいろいろあるんだけど、ひとりの人で一冊書いたことのない僕にとっては挑戦しがいのある企画である。タッグを組むのは長年の友人でもあるカメラマンの中川カンゴローだ。
歳を取るとずる賢くなって、ついラクなやり方を使ってしまいがちになる。経験だけは豊富だから、なんとかする技術はあるのだ。けれども、そんなことばかりしているとスレちまって、本気でぶつかることを忘れがちにもなる。フリーの物書きやってて、こんなにつまらないことはない。だから今回は初心に戻るつもりで、出版社の後ろ盾がないやり方にしようと決めた。乗り込んでって取材させてくださいとお願いし、OKが出たら相手のところに通い、時間がかかってもいいから、納得できる形で取材をしていく。版元の都合とか、そういうの関係なし。出版のことを考えるのは、ある程度取材をして、これならおもしろくなると思ってからでいい。で、最初から、相手にそういう形式で取材をするとことを申し出る。駆け引きはしない。
その方針で挨拶に伺ったので緊張した。飄々としているね、なんていわれることが多いけど、じつは手に汗かいてたりするんだよ。
「どうすか。うっとうしく感じることもあると思いますけど全部話してくれますか」
そしたら、こんな答えが返ってきた。
「いいですよ。何も隠す気はないし、これまでも隠してこなかったので」
僕はぜひ、これまで誰もしなかった質問をしてみたいと思う。
今月の仕事
<原稿>
・「鶴の恩返し」「一寸亭」店主インタビュー
(S&B食品WEB)
・猟犬猟師と、いざ山へ。第12回
(青春と読書 集英社)
トロイカ学習帳 第149回
結論は走りながら考えろ!
ノンフィクションライター再入門
(ダ・ヴィンチ9月号 KADOKAWA)
・町中華探検隊がゆく!
(さんたつweb 交通新聞社)
・被告人と証人が「対決」する
前代未聞の法廷シーン
(『シチリアーノ 裏切りの美学』パンフレット用原稿)
・3年間で利用量が約1.5倍と急成長!
ジビエ普及の現在とこれからを考える
(狩猟生活Vol.7 山と渓谷社)
・骨まで愛して欲しいのよ
(狩猟生活Vol.7 山と渓谷社)
・「信州移住(仮)」連載用取材&執筆
(信濃毎日新聞web)

<ラジオ>
・夕暮れ城下町電話出演
(7.01エフエムまつもと)

<受け取材>
(朝日新聞GLOVE)

2018年8月2日木曜日

新刊のお知らせ『晴れた日は鴨を撃ちに 猟師になりたい!3』


猟師になりたい!シリーズの3冊目が間もなく発売になる。
表題は『晴れた日は鴨を撃ちに 猟師になりたい!3』、版元は信濃毎日新聞社。
狩猟免許取得後の1シーズン目、2シーズン目ときて、今度は3~5シーズン目の極私的狩猟レポートだ。
狩猟本であるとともに、移住した地方都市(松本)での暮らしぶりを描く本にもなっている。
絵=日高トモキチ、ブックデザイン=酒井隆志、編集=山崎紀子と、主要スタッフもこれまでと同様。
ぼくはシリーズ本があまり生み出せない書き手で、これまでのものでは「裁判長シリーズ」(裁判傍聴もの)くらいだろうか。ネット古本屋もそうか。でもそれくらいで、「猟師になりたい!」は、よく3冊も出せたなあと思う。おかげでシリーズものを書くおもしろさがわかってきた。
今度の本には大きくわけて3タイプの原稿が収録されている。
「信濃毎日新聞」コラム、「狩猟生活」原稿、書き下ろし原稿だ。
といっても、新聞や雑誌の記事は短いので、大幅加筆をほどこした。いずれも新原稿のように変身させているので、日高さんの絵がなかったらわからないかもしれない。

へっぽこ猟師とはいえ5年もやっていれば、ある程度は基本が身につき、銃を触るときもおどおどすることはなくなった。1冊目と2冊めは超初心者、初級者として素直に書けばよかったが、今回はそのあたりがむずかしかった。狩猟に興味のある人や始めたばかりの人に読んでもらうためには、どういう書き方がいいのか。誰をイメージして書くのがいいんだろう。
そうだ、自分だ。
「まえがき」の最後をぼくはこんなふうに締めくくった。
<この本は松本に移住したばかりの、ぼんやりした不安に包まれていた自分みたいな人に向けて書いてみようと思った。やってみたら、5年後にはこうなるんだよ、と>

発売日は8月15日だが、ネットではすでに予約受け付けが始まっている模様。ぜひ読んでみてください!

*信濃毎日新聞webに詳細なコンテンツが載っています。予約もできます。
『晴れた日は鴨を撃ちに 猟師になりたい!3』
https://shop.shinmai.co.jp/books/products/detail.php?product_id=2248

アマゾンは、こちら


2018年5月2日水曜日

北尾トロ仕事帖2018年4月

南相馬市「フルハウス」にて柳美里さん
指宿


工作マニア
仕事帖
2018.4月
今月は信濃毎日新聞の「僕の狩猟ダイアリー」と
集英社インターナショナルweb「夕陽に赤い町中華」の
連載2本が最終回を迎えた。
さいわい、いずれも書籍化の予定。
連載をまとめるなら手がかからずラクチンだねと
思われそうだが、新聞コラムは短いだけでなく、
老若男女の読者向けに書いているので
全体的な見直しが必要。
web連載も、紙の本になったとき
座りの良い形にしたいから
描き下ろしも加えて再構成しなければならない。
どっちも好きな連載で、
モチベーションも高かったので
勢いを鈍らせずに加筆に精を出して
早めに本にまとめたい。

ダヴィンチ「トロイカ学習帳」は
南相馬、新宿歌舞伎町、鹿児島県指宿市に
誕生した「あたらしい本屋」に
ついて取材した。
とくに指宿は半年以上前から
取材できる日を心待ちにしていた
移動図書館風のブックカフェで
期待に違わぬ素晴らしさだった。
これは読んでほしいなあ。
初めての媒体はふたつ。
「月刊デンタルダイヤモンド」と「GQ JAPAN」

築地「やじ満」の焼売

<原稿>

・ぼくの狩猟ダイアリー 第13回(最終回)
(信濃毎日新聞)
・「マニアッ区紳士録」30回 
ジャンク工作部 
70年間湧き続けるアイデアの泉
(ラジオライフ 三才ブックス)
・「夕陽に赤い町中華」第18~19回(最終回)
(集英社インターナシュナルweb)
・インプラントですみません
(月刊デンタルダイヤモンド デンタルダイヤモンド社)
・トロイカ学習帳 第122回 
店主はホスト!作家!! 図書館員!!!
”あたらしい本屋”へようこそ!
(ダ・ヴィンチ KADOKAWA)
・町中華探検隊がゆく!第34回
(散歩の達人6月号 交通新聞社)
・やわやわうどんの逆襲!?
(ビッグコミックオリジナル 小学館)
・北尾トロが綴る、我が心の町中華
(GQ JAPAN コンデナスト・ジャパン)
・北尾トロのビジネスマン裁判傍聴記 第23回
(プレジデントオンライン)
・裁判所は人生劇場 第16回
(法学セミナー6月号 日本評論社)


<ラジオ>
・「北尾トロのヨムラジ」
(FMまつもと)

2017年12月2日土曜日

北尾トロ仕事帖2017.11月

王子製紙の苫小牧工場に行ってきた
僕の場合、11月後半でも年末進行で
バタバタになることは少ない(そこまで売れっ子じゃない)
それでもせわしない雰囲気にはなってくるのは
11月15日から狩猟シーズンが始まるからだ。
趣味でもあるが仕事でもあり、
半年間の「信濃毎日新聞」コラムがスタート。
「狩猟生活」3号の仕込みもぼちぼちと。

「散歩の達人」が町中華特集を組むことになり、
連載担当の探検隊4人も関わることになった。
原稿は12月に入ってからだけど取材は終え、
なにかと中華を食べた。
僕はいま「夕陽に赤い町中華」をやっていて
原稿は毎回しんどいのだけど、
書いてる間が楽しくてしょうがない。
原稿で悩むのって楽しいんだよ。
つらいとこ抜けてさ、
見通しが良くなってくるあの感じとか
ライター冥利だと思う。
まぁ毎回締め切りには遅れちゃうんだけどね。

さて、来月で今年も終わる。
終わりは始まりでもあるので
2018年が待ち遠しくなるような
締めくくりにしたい。
ダ・ヴィンチ取材中、カメラマン原田氏
ラジオライフ

横浜の「奇珍楼」にて編集渡邉さん
出前機はマルシン
3型が中華用
峰竜太さんと
2017.11月
<原稿>
・「夕陽に赤い町中華」第8~9回
(集英社インターナシュナルweb)
・東アジアBCL探求部 政治から音楽まで、北朝鮮を聴きまくる!
(「マニアッ区紳士録」第25回 ラジオライフ 三才ブックス)
・「今晩泊めてくれないか 東京ヤドカリ漂流記」第4回
(別冊文藝春秋 文藝春秋)
・ぼくの狩猟ダイアリー 第3回
(信濃毎日新聞)
・出版界の暗がりを照らせ!地味オブ・ザ・イヤー2017
(トロイカ学習帳 第117回 ダ・ヴィンチ KADOKAWA)
・町中華探検隊がゆく!第29回「ミッキー飯店」(中野坂上)
(散歩の達人1月号 交通新聞社)
・西荻ブックマーク100回記念冊子のための原稿
(西荻ブックマーク)
・北尾トロのビジネスマン裁判傍聴記 第18回
(プレジデントオンライン)
・さぶちゃんのマダラ炒飯
(ビッグコミックオリジナル[ORIGINALISM] 小学館)
・ぼくの狩猟ダイアリー 第4回
(信濃毎日新聞)
・裁判所は人生劇場 第11回
(法学セミナー1月号 日本評論社)

<ラジオ>
・「北尾トロのヨムラジ」(FMまつもと)
・「峰竜太とみんなの信州」(文化放送)



2017年11月2日木曜日

北尾トロ仕事帖2017.10月

拘置所ではなく近くのコンビニでダヴィンチ用調査

10月も嘘みたいに早く過ぎた。
序盤はピロシキに追われ、
まつもと一箱古本市でのお披露目販売まで
レシピ改良などに専念。
一息ついたと思ったら
カミさんが手首骨折して
家事諸々&運転手となり
料理をつくるのが面白くなってしまい
豚汁やら鯛めしに凝り
仕事はと言えば
「猟師にないたい!2」が
角川文庫から発売された。
他では信濃毎日新聞で隔週連載
「ぼくの狩猟ダイアリー2017-2018」開始。
狩猟シーズン入りも間近に迫ってきた。
カミさんのリハビリはまだしばらく続くので
11月もメシ担当回数は多いはず。
もうひとつふたつ、得意料理を増やしたい。
シリーズ2冊が揃った
浅草の「あさひ」。ナルトがいい
「ミッキー飯店」で取材中
ゲラチェック
ダヴィンチの取材テーマはコンビニコミック
信濃毎日新聞に取材されました
小堀ダイスケさんとトークショー
2017.10月
<書籍>
・猟師になりたい2 山の近くで愉快にくらす(角川文庫)

<原稿>
・即席麺愛好部 当面の目標は1万種の蒐集です(「マニアッ区紳士録」第24回 ラジオライフ 三才ブックス)
・弁当、ドリンク、ついでにマンガもいかがっスか!コンビニコミック、誰にも損はさせないぜ!(トロイカ学習帳 第116回 ダ・ヴィンチ KADOKAWA)
・ぼくの狩猟ダイアリー 第1回(信濃毎日新聞)
・ぼくの狩猟ダイアリー 第2回(信濃毎日新聞)
・北尾トロのビジネスマン裁判傍聴記 第17回(プレジデントオンライン)
・町中華探検隊がゆく!(第28回「あさひ」(浅草)散歩の達人12月号 交通新聞社)
・裁判所は人生劇場 第10回(法学セミナー12月号 日本評論社)

<ラジオ>
・「北尾トロのヨムラジ」(FMまつもと)
・「パワーベイモーニング」電話出演(ベイFM)

<受取材>
・まつもとピロシキについて(信濃毎日新聞)

<イベント>
・ブックマーケット2017 北尾トロ?小堀ダイスケ 狩猟トーク

ヨムラジ紹介本
試食用ピロシキ