2018年8月11日土曜日

メールマガジン「日刊トロマガ」について


「日刊トロマガ」

メールマガジンを発行し始めたのは2000年か2001年、ネット古書店「杉並北尾堂」を初めて魔もない頃だから、かれこれ16~17年前。新入荷した本の情報を流すのがおもな目的だった。
それだけではつまらないから、無理をせずに続けられるコンテンツとして日記を書くようになった。「杉並北尾堂」を休止しても、メルマガの発行は継続し、現在に至る。発行数はひと月に20~25回だろうか。それまで日記をつける習慣はまったくなく、飽きっぽい性格なのに、いまでも続いていることにびっくりだ。
内容は日々の出来事と食事内容くらいのもので、忙しいときは「終日自宅」で終わったりする。時間に余裕のあるときは長々と書くこともあり、そのあたりは気分次第だが、備忘録的な面が強い。
読者にとって有益な情報はほとんどないと思うんだけど、長年購読してくれている人は、僕の行動パターンや食生活、仕事状況などに関して本人以上に詳しい人がいたりして驚かされることがたびたびある。
きわめてマイペースで発行しているメルマガだが、ときどき「どうすれば登録できるのか」と問い合わせをいただくことがある。このブログをずっと下までたどったところに、申込みリンクが設置されているけれど、たしかにわかりにくい。
なので、ここに記しておこう。
以下へ飛んで頂くと、簡単に登録できます。
よろしければ読んでやってください。無料です。
「日刊トロマガ」
https://archives.mag2.com/0000028077/

2018年8月4日土曜日

北尾トロ仕事帖2018年7月





アマゾンはこちら 新刊「晴れた日は鴨を撃ちに 猟師になりたい!3」


石川県鯖江市で取材
ぶらぶら町中華<宮城編>
ダ・ヴィンチは土山しげる爆読
レストロリン(松本)取材

2018.7月

記録的猛暑だった7月は、シーズン3を迎えることが
決まった『ぶらぶら町中華』静岡ロケからスタート。
秋田、宮城と計12店、5日間の撮影となった。
同番組はCS朝日チャンネルの番組として
スタートしたのだが、
シーズン2の<新潟、長野、福岡編>から、
一部地域の地上波でも放送されるようになっている。
CSから地上波というのは珍しいパターンのようだ。
スタッフとの息も合ってきて
回を重ねるごとに楽しさアップ中。
シーズン4もあるといいが。
6月にシャカリキで原稿を書いていた
『晴れた日は鴨を撃ちに 猟師になりたい!3』も
無事に完成。月末には先行販売イベントも行った。
そうそう、完成とは違うが、
『別冊文春』連載「今晩泊めてくれないか」が最終回。
西荻を引き払ってからのヤドカリ生活を書かせてもらった。
中盤~後半は『狩猟生活』の取材に追われ、
合間に連載仕事や文庫の書き下ろし原稿をこなす日々。
畑の野菜が気になるし、仕事部屋にエアコンがないし
(これまで必要を感じなかったのだ)、早朝と夜に
働いて、あとは休んでいるように自然となった。
夏バテで寝込んだりしたくないもんね。
<原稿>
「マニアッ区紳士録」33回 ボンネット型消防車部
夢が叶ったんじゃない、夢を叶えたんだ
(ラジオライフ 三才ブックス)
山田うどんコメント(週刊プレイボーイno.30 集英社)
「今晩泊めてくれないか 東京ヤドカリ漂流記」第8回(最終回)
(別冊文藝春秋 文藝春秋)
町中華探検隊がゆく!第37回 
(散歩の達人9月号 交通新聞社)
トロイカ学習帳 第125回 
模写と写本で掴む創作術
巨匠の"筆の勢い"を全身で受け止めよ!
(ダ・ヴィンチ KADOKAWA)
巻狩りなど4本
(狩猟生活vol.4 地球丸)
北尾トロのビジネスマン裁判傍聴記 第26回
(プレジデントオンライン)
『町中華とはなんだ』文庫化のための加筆、書き下ろし
(KADOKAWA)
裁判所は人生劇場 第19回
(法学セミナー9月号 日本評論社)

<ラジオ>
「北尾トロのヨムラジ」(FMまつもと)
「ブルーオーシャン」(TFM)電話出演

<テレビ>
「ぶらぶら町中華」シーズン3
秋田県・宮城県編
(CS朝日チャンネル)

<イベント>
BOOK MARKET信濃毎日新聞社ブース サイン会
・「絶メシリスト高崎」出版記念イベント

鯖江の牛

2018年8月2日木曜日

新刊のお知らせ『晴れた日は鴨を撃ちに 猟師になりたい!3』


猟師になりたい!シリーズの3冊目が間もなく発売になる。
表題は『晴れた日は鴨を撃ちに 猟師になりたい!3』、版元は信濃毎日新聞社。
狩猟免許取得後の1シーズン目、2シーズン目ときて、今度は3~5シーズン目の極私的狩猟レポートだ。
狩猟本であるとともに、移住した地方都市(松本)での暮らしぶりを描く本にもなっている。
絵=日高トモキチ、ブックデザイン=酒井隆志、編集=山崎紀子と、主要スタッフもこれまでと同様。
ぼくはシリーズ本があまり生み出せない書き手で、これまでのものでは「裁判長シリーズ」(裁判傍聴もの)くらいだろうか。ネット古本屋もそうか。でもそれくらいで、「猟師になりたい!」は、よく3冊も出せたなあと思う。おかげでシリーズものを書くおもしろさがわかってきた。
今度の本には大きくわけて3タイプの原稿が収録されている。
「信濃毎日新聞」コラム、「狩猟生活」原稿、書き下ろし原稿だ。
といっても、新聞や雑誌の記事は短いので、大幅加筆をほどこした。いずれも新原稿のように変身させているので、日高さんの絵がなかったらわからないかもしれない。

へっぽこ猟師とはいえ5年もやっていれば、ある程度は基本が身につき、銃を触るときもおどおどすることはなくなった。1冊目と2冊めは超初心者、初級者として素直に書けばよかったが、今回はそのあたりがむずかしかった。狩猟に興味のある人や始めたばかりの人に読んでもらうためには、どういう書き方がいいのか。誰をイメージして書くのがいいんだろう。
そうだ、自分だ。
「まえがき」の最後をぼくはこんなふうに締めくくった。
<この本は松本に移住したばかりの、ぼんやりした不安に包まれていた自分みたいな人に向けて書いてみようと思った。やってみたら、5年後にはこうなるんだよ、と>

発売日は8月15日だが、ネットではすでに予約受け付けが始まっている模様。ぜひ読んでみてください!

*信濃毎日新聞webに詳細なコンテンツが載っています。予約もできます。
『晴れた日は鴨を撃ちに 猟師になりたい!3』
https://shop.shinmai.co.jp/books/products/detail.php?product_id=2248

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