2017年8月7日月曜日

文庫2冊同時発売!

『恋の法廷式』が朝日文庫から、
『いきどまり鉄道の旅』が河出文庫から
2冊同時発売、なんて書くと
狙ってやったみたいだけど、
たまたまそうなってしまったのである。

『恋の法廷式』(朝日文庫)
http://u0u1.net/F8A2
『いきどまり鉄道の旅』(河出文庫)
http://u0u1.net/F8A5

どうか売れますように。

表紙の雰囲気がまったく違うので
同じ著者とは思えないかもしれない。
恋愛裁判傍聴記は派手。
旅行記はかわいらしい。
タイトルから察せられるように、
前者は恋愛絡みの事件に絞った傍聴記。
「週刊朝日」と「法学セミナー」で
連載したコラムをまとめた文庫オリジナル作品だ。
後者は鉄道の盲腸線を訪ね歩いた旅行エッセイ。
旅行といっても鉄道マニアではなく、
終わりがどうなってるかみたい一心で
出かけていった。それが本になるほど続いたのは
そこはかとないおもしろさが各路線にあるからだ。
文庫化にあたり「季刊レポ」に書いた1編も
収録したんで読んで下さい。

2017年8月3日木曜日

北尾トロ仕事帖2017年7月


前半は島根県まで出張したり
エネルギッシュだったけど、
中盤から、暑さが増すごとに
遊びモードが全開になり
仕事量が失速した7月だった。
東京出張は3回、4泊。
まれに見る少なさだ。
やればできるもんだな。
松本へ移住してから、
東京の夏が本当に苦手になり
なるべく用事を減らしたためだ。
あとは町中華連載のための
取材をマイペースでやっているが
もう少しピッチを上げたいところ。

       

TBSラジオ「たまむすび」
味の素の工場見学にいってみた
ダ・ヴィンチ
ラジオライフ、独楽マニア
 
<原稿>
・「夕陽に赤い町中華」第2~3回 (集英社インターナシュナルweb)
・町中華のトリセツ(談)(danchu9月号 プレジデント社)
・曲独楽部 まわして動かす我が人生 (「マニアッ区紳士録」第21回 ラジオライフ 三才ブックス 4P)
・町中華探検隊がゆく!(第25回「ことぶき食堂」(荻窪)散歩の達人9月号 交通新聞社 2P)
・「今晩泊めてくれないか 東京ヤドカリ漂流記」第2回(別冊文藝春秋 文藝春秋 30枚)
・「夕陽に赤い町中華」第4~5回 (集英社インターナシュナルweb)
・イラストレーター超入門 仕事に必要な"絵ゴコロ"って何だ!?(トロイカ学習帳 第113回 ダ・ヴィンチ KADOKAWA 5P)
・鴨と師匠と空気銃(「狩猟生活」第2号 地球丸 2P)
北尾トロのビジネスマン裁判傍聴記 第14回(プレジデントオンライン)
・裁判所は人生劇場 第7回(法学セミナー9月号 日本評論社 2P)

<ラジオ>
・「北尾トロのヨムラジ」(FMまつもと)
・たまむすび(TBSラジオ 7.06)

<受取材>
・「チョイ飲みできるうどん屋」(週刊SPA!)

2017年7月14日金曜日

『いきどまり鉄道の旅』再デビュー!?


『いきどまり鉄道の旅』(河出文庫)が間もなく発売になる。

単行本が出てから6年経ってからの文庫化は、おそらく初めてのことだ。
このままフェードアウトかと思っていただけに、しみじみうれしい。

文庫になるのは発行された本の一部であり、その多くは単行本で実績を残したものだ。
さして売れなかった本が消えていくのは仕方がない。
ただ、この本は発売のタイミングがあまりにも微妙だった。
奥付を見ると初版印刷は2011年3月20日、初版発行は2011年3月30日。
あの東日本大震災直後の発行なのだ。
通常なら3月25日くらいから書店にならぶのだと思うが、
世の中そんな状況じゃなく、
のんびりした紀行文を読むたくなるような雰囲気はどこにもなかった。
やがて流通網が回復し、世の中が落ち着きを取り戻す頃になると、
そこに並ぶのは4月以降に発売された本たちである。

だから、ぼくにとってこのたびの文庫化は、ひっそりと
消えかけていた本が再デビューするようなものなのだ。

ほのぼのとした表紙から想像されるように、本書は盲腸線の終わり方を
見るためにあちこち出かけた紀行文で、
鉄道マニアが読んだら拍子抜けするくらい鉄分は薄い。
ぼく自身、鉄道にこだわりを持つタイプではないことを
お断りしておかなければならない。
紀行書を出すのは3冊目だが、最初はインド西端の村訪問記の
『ヒゲとラクダとフンコロガシ』という本、2冊めは古本屋を
訪ね歩いた『ぶらぶらヂンヂン古書の旅』、
そして今回がいきどまりを見る旅。
観光もせず、グルメにも走らず、何か一つ目的を持ってどこかへ
出かける"わざわざ旅行"ばかりである。そういうのが好きなのだ。
また、文庫ならではのものとして、
小坂俊史さん
4コママンガ解説を描いていただいた!

乗った路線は以下のとおりである。
わたらせ渓谷鉄道、烏山線、真岡鐵道、横須賀線、久留里線、
水郡線、ひたちなか海浜鉄道湊線、名松線、加太線、水間線、
大井川鉄道、吾妻線、信越本線、上信電鉄、鶴見線、秩父鉄道、
東武小泉線、青梅線、五日市線、石勝線、東武佐野線、越美北線

出かけるたびにぼくは思った。
線路は続かないよ、どこまでも---

*なお、この本の単行本タイトルは
『駅長さん!これ以上先には行けないんすか』という、
僕がかつて書いた『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』を始めとする
裁判長シリーズを模したものだった。
雑誌に連載していた『いきどまり鉄道の旅』では弱いと言われて
そうなったのだが、自分としては『駅長さん!』はもっと弱いんじゃないかと
思っていたので、このたび変更してもらったのだ。
新原稿も入っているけど『駅長さん!』を持っている方は、
ほぼ同じものなのでダブり買いにご注意ください。
https://www.amazon.co.jp/dp/4309415598/ref=sr_1_2?s=books&ie=UTF8&qid=1500002752&sr=1-2&keywords=%E3%83%88%E3%83%AD+%E5%8C%97%E5%B0%BE

2017年7月1日土曜日

北尾トロ仕事帖2017年6月


何度も木曽へ


及び腰でラーメンを掬う担当編集者

『恋の法廷式』文庫描きおろしイラスト
カントの「純粋理性批判」に苦しめられた
熊の手料理を取材。"熊拓"をとってみた
3月にやった編集仕事が刷り上がってきた


2017.6月
雑誌の場合、前月に取材したものを翌月書くことも多く、
取材メモがどこいったかわかんなくなって
困ったりする…のは僕だけか。
今月は5月に取材した「週刊文春」の
記事を書いたんだけど、文春砲炸裂しまくりで
掲載の時期が延期になったり、まぁ個人的には
早く掲載してほしいのだが、
腐った政治家を追いつめる記事は
じゃんじゃん載せてほしいという
複雑な気分を味わった。
あと7月あたり、
集英社インターナショナルのwebサイトで
新連載が始まる予定で、
その取材にも追われていた。
以前から使ってて気に入ってる
「夕陽に赤い町中華」ってタイトルだ。
2017年も半分過ぎたが、前半の収穫は
熱中度という点でピロシキかなあ。
もしかするとこれは、さらなる展開があるかもですよ。

<原稿>
・動物園部 (「マニアッ区紳士録」第20回 ラジオライフ 三才ブックス 4P)
新連載「夕陽に赤い町中華」第1回 (集英社インターナシュナルweb)
・「恋の方程式」文庫用イラスト、まえがきなど(朝日新聞出版)
・町中華、もはや待ったなし!(ビッグコミックオリジナル[ORIGINALISM] 小学館)
・木曽ストーリーテラー冊子業務(SCOP)

・ローカル企業(週刊文春 文藝春秋 4P)
・途中下車に慣れすぎた本好きたちへ 無理めなアイツを読破せよ!(トロイカ学習帳 第112回 ダ・ヴィンチ KADOKAWA 5P)
・町中華探検隊がゆく!(第24回「喜楽」(西葛西)散歩の達人8月号 交通新聞社 2P)

北尾トロのビジネスマン裁判傍聴記 第13回(プレジデントオンライン)
・裁判所は人生劇場 第6回(法学セミナー9月号 日本評論社 2P)

<ラジオ>
・「北尾トロのヨムラジ」(FMまつもと)

<受取材>
・町中華について(毎日新聞6.13夕刊 毎日新聞社)
・証言:ライターか作家か(ATLANTIS zine)
・「欠歯生活」著者インタビュー(週刊朝日 朝日新聞出版)



2017年6月17日土曜日

熊の手を食べる

猟の師匠である「八珍」の
宮澤さんから
熊の手が手に入ったと連絡が
来たのは3月。
触ってみたいし食べてもみたいから
冷凍保存を頼んだ。
宮澤さんも熊の手を料理した
ことがないので研究するという。
珍しい体験になりそう
なので「狩猟生活」鈴木編集長に
伝えたら、記事にしたいと即答。
で、とうとうその日がきました。
サイズはぼくの手より
一回り小さいくらい。
熊は100キロ程度の大きさだったらしい。
あ、長野だからツキノワグマです。
毛をバーナーで焼いてます。
掌が黒いのは、直前に"熊拓"を
とったからであります。
実際はもっと薄い色。
煮る、煮る、煮る
湯を替えながら5時間
(その前に圧力釜で20分)
アクを取り臭みを抜く作業
皮をはぎ
爪を抜く
八角を効かせて中華風に仕上がった。
これにソースを絡めて食す。

僕たちは豚足を食べたりするわけで
熊だから味が特殊なわけではない。
写真の上がわが手のひらの部分で、
分厚い脂肪の下には肉もあり、
合わせて食べたらとても良かった。
左側の黒っぽいのは肉球。
細く切ってソースにつけて食べます。
肉球そのものには味はないけど
コリコリとした食感で、
酒飲みだったら喜びそう。
詳しくは8月末発売の
「狩猟生活」vol.2で執筆予定。

2017年6月3日土曜日

北尾トロ仕事帖2017.5月



 
 
2017.5月
この1ヶ月は、ここ1年で最も東京滞在日数が少なかった。
飛行機にのるため羽田往復したのを除くと
上京2回、ヤドカリ4泊である。
その代わり週刊文春の出張が入り、博多と高知で3泊。
博多は、取材後、門司港の実家に2晩泊まった。
仕事面ではdanchuでピロシキの企画をやれたのが
嬉しい出来事で、これはもう個人的に興味津々というか
やる気満々、料理も習ったし店へもたくさん行った。
ずっとピロシキ、ピロシキと
言い続けてたら仕事になったパターン。
結果、ピロシキづくりに自信が持てるようになったのは収穫だなぁ。
木曽にもけっこう詳しくなってきて、
ドライブ行ってみたりとかさ。
そういう遊び方が好きなんだ。
なんせ普段地味なんで。
ゲラ読みとか、修行みたいだもんな。
来月は待望の町中華連載用原稿の
ストックづくりが始まる。
あいかわらずの貧乏暇なしなんです。

<原稿>
・オービス部 ネズミ捕りで人生のスイッチが入った
(「マニアッ区紳士録」第19回 ラジオライフ 三才ブックス 4P)
・ピロシキより愛をこめて(danchu7月号 プレジデント社 12P)
 
・本と照明、理想の関係は? 光を求めて我らは
(トロイカ学習帳 第111回 ダ・ヴィンチ KADOKAWA 5P)
・「行き止まり鉄道の旅」文庫化作業(河出書房新社)
・町中華探検隊がゆく!(第23回「鶴の恩返し」散歩の達人7月号 交通新聞社 2P)
・木曽ストーリーテラー冊子業務(SCOP)
・北尾トロのビジネスマン裁判傍聴記 第12回(プレジデントオンライン)
・裁判所は人生劇場 第5回(法学セミナー8月号 日本評論社 2P)

<コメント>
・『裁き』(インド映画)(トレノバ)

<ラジオ>
・「北尾トロのヨムラジ」(FMまつもと)