2019年10月9日水曜日

北尾トロ仕事帖2019年9月 先が読めるノンフィクションなんて

大船「石狩亭」の皿ワンタン550円

「sora de ぶら~ん」宮田珠己編集長と
2019年9月
いつまでも暑い日が続き、信州に秋らしさが漂い始めたのは
9月も終盤に近づいてからのことだった。
この夏は自分としてはよく働いたほうだったので
少し暇になった感じがしたが、
私用も含めると東京に12泊し、
バタバタとはしていたのだった。

集英社の『青春と読書』に
新連載の「猟犬猟師と、いざ山へ。」が載り、
これから1年くらいは、この仕事が
ひとつの柱になっていくことになる。
いまいる猟犬が最後の相棒だと言っていた
猟師の気が変わり
仔犬が誕生するといううれしい展開になった。
僕はそんなに連載抱えるほうではなく、
ひとつひとつの仕事とじっくり
つきあっていきたいタイプだ。
ノンフィクションの仕事は、先が読めない分、
ライターとしての楽しみ(苦しみも)が多い。

個人的事情で、松本での生活が
来春までとなりそうなので、
できることはやっておきたい気持ちが強くなっている。
信州との付き合いを継続させるためにも、
これから半年の間、充実した日々を送りたい。
そんなことを考えるということは、
節目が近づいているってことなのかな。
40代は杉並北尾堂(古本屋)と裁判傍聴だった。
50代は季刊レポ、山田うどん、狩猟、町中華だった。
さて、60代はなんだろう。
答えはまだわかんない。
日々の暮らしも先が読めないほうが楽しいです。
そのぶん苦しみも…いや、それは少ないほうがいい。
中禅寺湖であひるボートを漕ぐ
ダ・ヴィンチの仕事
散歩の達人は「荻窪特集」
朝日新聞に取材された
2019.9月
<原稿>
・ヘンケン発掘ラボ 第11回
ドラえもんの世界で「純肉」は普通のコトだ
インテグリカルチャー(株)代表 羽生雄毅氏
(ラジオライフ 三才ブックス)
町中華はどこへ行く
(論点2020 文藝春秋)
トロイカ学習帳 第139回
落ち着ける場所はどこにある!?
気持ちイイ読書、気持ちワルイ読書
(ダ・ヴィンチ11月号 KADOKAWA)
荻窪特集座談会ほか 
(散歩の達人11月号 交通新聞社)
酸辣湯麺「十八番」 
(散歩の達人web 交通新聞社)
町中華タウン大船アタック大作戦PART2
(sora de ぶら~ん 湘南モノレール)
猟犬猟師と、いざ山へ。 第3回
(青春と読書 集英社)

<受け取材>
町中華特集コメント
(週刊SPA!)

<ラジオ>
「北尾トロのヨムラジ」(FMまつもと)
しつこく温めている「蝉丸」の謡曲を鑑賞