ジビエ取材でシカのフルコース庶民版 |
ダ・ヴィンチで久々の外取材 |
ライターは書くのが仕事だ。
企画が決まり、取材して、
最後はひとりで部屋にこもって書く。
しかし、この男は今日も寝ている。
僕だって書くのは好きなんだけど、
結局、たいして働かん。
夏、嫌いだしさ。
だけど、そんなこと言ってるうちに
間に合わないタイミングなのだ。
「お茶の水、大勝軒 田内川真介」
「大伸ワークサポート 廣瀬伸恵」
つけめん社長と元ヤン女社長の奮闘記である。
この2冊を書き上げるのが
当面の目標でありミッションだ。
ちゃんとしなくちゃ、でも、はぁ、暑いしね
なんて愚図っているところへ
和田靜香さんと川内有緒さんの
新刊が届いた。
どちらも代表作になりそうな力作。
書いて書いて書きまくり、
悩んで焦って開き直って、
ぐったりしてまた立ち上がって
手を入れて入れて入れまくって
孤独な作業の末に
完成させたであろう本。
元気が出るよな。
売れるかどうかもわからないものに
心血を注ぎ、こんなのやってられっかと
毎回思うのにやめられない。
その末端に自分もいて、耳をすませば
ざわざわと、物書きたちの
息遣いが聞こえてくる。
「ご飯だよ」と呼ぶ母の声も届かない
ゴールポストがぼんやりしている
暗がりのグラウンドで
今日もボールを追っている
汗まみれのプレーヤーたち。
僕も走ろう、自分の歩幅とスピードで。
大伸ワークサポート給料日の取材にて |
2021.08月
<原稿>
・知らぬがホットケない 第10語「2次電池」
(EnergyShift)
・知らぬがホットケない 第11語「洋上風力発電」
(EnergyShift)
・トロイカ学習帳 第162回
"思い出"の鍵を開けたらそこには…
書店が僕たちにしてくれたこと
(ダ・ヴィンチ10月号 KADOKAWA)
・女子高生はガンスミスを目指す
(狩猟生活vol.9 山と渓谷社)
・ジビエは地域を救えるか
第8回 河口湖町の挑戦
(狩猟生活vol.9 山と渓谷社)