『猟師になりたい!2』近日発売!
2017年は、単行本1冊と、文庫3冊を出すことができた。
本を出すことができるのは、拙書を購入してくれる読者がいるから。
いつもありがたく思っています。
で、今年最後の一冊は角川文庫から。
狩猟エッセイ『猟師になりたい!2』が
狩猟解禁日を3週間後に控えた
10.25に発売される。
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日高トモキチさんの表紙絵で
北尾は泣いてます
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サブタイトルは「山の近くで愉快にくらす」で、
単行本ではこっちがメインタイトルだった。
去年、角川文庫になったシリーズ前作
『猟師になりたい!』に合わせた変更だ。
狩猟免許を獲得した初年度が前作で、
『猟師になりたい!2』で描かれているのは
2シーズン目の狩猟体験記。
これがまぁ山あり谷ありというか、
なんでこんなふうな笑っちゃう展開になるかなあと
自分でも思うくらいにすっとぼけた日々なのだけれど、
ぼくの体験だけじゃなく、がっつり取材した原稿もたくさん
書いているので安心して欲しい
…安心ってなんだよ!
猟師というと鉄砲を撃ちまくって
遊び感覚で野生動物の命を奪うとか、
熊の毛皮をまとったマタギだとか、
そんなふうに思っている人も多いだろうが
いまはそんなことないっす。
収録されたものは信濃毎日新聞webで連載させていただいた
原稿に大幅な加筆をしたものだ。
3シーズン目は、飼い猫が病気になり、
狩猟どころではなかったので、ほとんど猟に出ずに終わった。
そして昨シーズン(2016-2017)、
ついに念願の青首(マガモのオス)を仕留めるなど、
エアライフルを操る感覚が身につき始めたことを実感できた。
曲がりなりにも4年(実質3年)やったんだから、
もう初心者とは名乗りづらい。
…初級者かな(たいして変わらん)
だから、この『猟師になりたい!2』は新米猟師としての
最後の本ということになるのかもしれない。
11月からの2017-2018シーズンは
「信濃毎日新聞」での連載コラム"帰ってきた猟師になりたい!"も
始まる(11月1日からの隔週掲載)。
新聞コラムが始まって、猟期はもう目前。
このタイミングで発売される『猟師になりたい!2』
どうぞご贔屓に!
http://www.kadokawa.co.jp/product/321605000374/ |