ラベル ヤドカリ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル ヤドカリ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2018年6月3日日曜日

北尾トロ仕事帖2018年5月

北尾トロ仕事帖2018年5月
「単行本を書くと貧乏になる(でもやる!)の巻」

GW後半はぼんやりしてて
明けてからの3週間半で連載仕事をこなした。
ヤドカリ状況を振り返ると東京で7泊(上京3回)、
ほかに栃木市で1泊している。
のんびりしてもいられないんだけど
こればかりはしょうがない。
と思っているうちに「猟師になりたい3」の執筆が始まった。
信濃毎日新聞や「狩猟生活」に書いた原稿を元に作るのだけれど
大幅過ぎる加筆が必要だし書き下ろしもあるので
6月はこれに時間をとられることになりそうだ。
それが終われば「夕陽に赤い町中華」の
単行本化作業が待っている。
楽しい。
が、また貧乏になるなあ。
本って魅力的だけど
ぼくにとっては
勝つ確率の低いギャンブルみたいなものなのだ。
(以下、写真のあとで)
散歩の達人は飯田橋「おけ以」を取材
レトロゲームマニア
本は書くだけで出るものではなく
ゲラのやり取りとかなんだかんだ関わる時間が長い。
印税が入ってくるのはずっと先。
書き始めから半年先と思っていい。
だから単純計算すると、
この夏の収入は激減するわけだ。
理想は適度にイレギュラー仕事が入って
くることだけど、不思議とうまくいかない。
そういうわけで、我が社としては
原稿は書けー
財布は引き締めろー
となるわけであります。
さてと、働こ。

ゲラですなあ。
毎度おなじみ「法学セミナー」
 
とちぎ蔵の街映画祭でトーク
都内某宿にてダ・ヴィンチ合宿読書開始前
2018.5月
<原稿>
マニアッ区紳士録 31回 レトロゲーム蒐集部
ハードオフ使いこなしと海外ツアーはオレにまかせろ!
(ラジオライフ 三才ブックス)

今晩泊めてくれないか 東京ヤドカリ漂流記 第7回
(別冊文藝春秋 文藝春秋)

トロイカ学習帳  第123回 
刺さる、震える、笑わせる
ココロに残る[文章]の正体とは!?
(ダ・ヴィンチ KADOKAWA)

『猟師になりたい3』単行本化のための加筆&書下ろし
(信濃毎日新聞社)

町中華探検隊がゆく!第35回 
(散歩の達人7月号 交通新聞社)

北尾トロのビジネスマン裁判傍聴記 第24回
(プレジデントオンライン)

裁判所は人生劇場 第17回
(法学セミナー7月号 日本評論社)

<ラジオ>
「北尾トロのヨムラジ」(FMまつもと)

<トーク>
・PENはGUNより強いのか!?(小堀ダイスケ✗北尾トロ)
(栃木・蔵の街映画祭、一箱古本市)

2017年10月1日日曜日

北尾トロ仕事帖2017.9月


「ラジオライフ」取材中
2017年9月
9月は東京6泊ほどと少なく
初秋の松本を満喫。
体力的には夏場よりずっと楽だった。
取材もマニアから小説家、
町中華までハズレ無しの面白さ。
畑も夏野菜が最後の収穫期を迎えていい感じ。
しかし、レポTVを休んだりしたし、
仕事量も少なかったりするわけで
なにからなにまで都合よく行くものではないのだ。
10月は「まつもとピロシキ」の
デビューとなるから
小麦粉まみれになるであろう…
もっと原稿書け!
特殊カメラ制作マニア
町中華「スンガリー飯店」の1960年頃
散歩の達人撮影中
<原稿>
・「夕陽に赤い町中華」第6~7回 
(集英社インターナシュナルweb)
・「今晩泊めてくれないか 東京ヤドカリ漂流記」第3回
(別冊文藝春秋 文藝春秋 30枚)
・特殊カメラ制作部 ぼくを突き動かす何か 
(「マニアッ区紳士録」第23回 ラジオライフ 三才ブックス 4P)
・そのコメントには意味がある!?作家を育てる、顔も知らないスゴい人たち
(トロイカ学習帳 第115回 ダ・ヴィンチ KADOKAWA 5P)
カメラのハラダ(左)、編集K(右)
北尾トロのビジネスマン裁判傍聴記 第16回
(プレジデントオンライン)
・町中華探検隊がゆく!第27回「博雅」(八重洲)
(散歩の達人11月号 交通新聞社 2P)
・裁判所は人生劇場 第9回
(法学セミナー11月号 日本評論社 2P)

<ラジオ>
・「北尾トロのヨムラジ」(FMまつもと

<受取材>
・「欠歯生活」著者インタビュー(クロワッサン10.25発売号 マガジンハウス)
・ひとめぼれインタビュー(ダ・ヴィンチ KADOKAWA)

<イベント>
・第3回まつもと一箱古本市プレトークイベント
「私の小さな本屋さん?それぞれのスタイル」

2017年9月2日土曜日

北尾トロ仕事帖2017年8月

文庫が2冊、同時発売。
「いきどまり鉄道の旅」(河出文庫)
「恋の法廷式」(朝日文庫)
8月は苦手な季節である。
ヨレヨレなのである。
松本ならまだいいが、東京の夏はなるべく避けたい。
とはいえカミさんの実家は東京なので、
お盆前後に1週間ほど滞在したりし
トータルで2週間ほどはいたのだが。
仕事的には文庫が2冊出たものの、
執筆ペースが鈍くなり、
編集者に迷惑をかけがちだ。
夏バテ?スランプ?と考えたが、
8月後半から涼しくなっても
状況が変わらないってことは
生来のなまけ癖が抑えきれないだけだろう。
なまけるのは気持ちいいもんなあ。
でも、ま、
9月はまず締め切りを守ることから立て直したい。
使い込まれた中華鍋。こういうのにシビレる
今月の新しいヤドカリ場所
 

 
<書籍>

<原稿>
・熊掌料理 ツキノワグマの手を食べる(「狩猟生活」第2号 地球丸 4P)
・島根県美郷町の挑戦(「狩猟生活」第2号 地球丸 4P)
・境界線探索部 地図がなけりゃ仕事も遊びもままならぬ (「マニアッ区紳士録」第22回 ラジオライフ 三才ブックス 4P)
・「好き」が生み出すエンタメ専門書 ネオ生き物本は生き方本だ!?(トロイカ学習帳 第114回 ダ・ヴィンチ KADOKAWA 5P)
・北尾トロのビジネスマン裁判傍聴記 第15回(プレジデントオンライン)
・町中華探検隊がゆく!(第26回「美華」(西大井)散歩の達人10月号 交通新聞社 2P)
・『猟師になりたい!2』文庫版あとがき(KADOKAWA)
・裁判所は人生劇場 第8回(法学セミナー10月号 日本評論社 2P)

<ラジオ>
・「北尾トロのヨムラジ」(FMまつもと)

<受取材>
・最近の裁判所(弁護士ドットコム インタビュアー:高橋ユキ)

電子タバコに変えてみた

2017年5月4日木曜日

北尾トロ仕事帖2017.4月

4月は落ち着きがなくて、上京5回。
滞在は松本17日、東京13日だった。
上京の目的は取材と打合せがほとんどだが
なかなか日程を思い通りに
組むことができないでいる。
仕事面では、そういう僕の暮らしぶりを題材にした
ヤドカリ生活の私的レポが
ウェブマガジン『別冊文藝春秋』で始まる。
<原稿>
・中山道部 地理の先生、街道をゆく 
(「マニアッ区紳士録」第18回、ラジオライフ、三才ブックス 4P)
・「恋の方程式」連載→文庫化用加筆後半(朝日新聞出版)
・不思議な「ふんだりけ」(danchu6月号 プレジデント社 2P)
・渾身・傑作・泣ける・徹夜必至 編集者は「帯」で読者をナンパする!?
(トロイカ学習帳 第110回 ダ・ヴィンチ KADOKAWA 5P)
・木曽ストーリーテラー冊子業務(SCOP)
・町中華探検隊がゆく!(第22回 豊洲「いちむら」
(散歩の達人6月号 交通新聞社 2P)
・北尾トロのビジネスマン裁判傍聴記 第11回(プレジデントオンライン)
・裁判所は人生劇場 第4回(法学セミナー7月号 日本評論社 2P)
新連載(仮)ヤドカリ(別冊文藝春秋 約30枚)
<ラジオ>
・「北尾トロのヨムラジ」(FMまつもと)
<今月のハナ宿女将>
  

2016年8月25日木曜日

東京ヤドカリ生活2016 8.16〜20

                                    tokyo yadokari diary
                                       2016.8.16-20
カルハウスは座りションがルール

 仕事が忙しいわけでもないのに慌ただしいのは子どもが夏休みだからでもある。我が家の場合、普段からあまり学校に入ってないが、大手を振って休めるとあって、子どもはいつもに増してダラダラと過ごす。この春からテレビドラマという娯楽を見つけ、録画のみならずDVD、もとからのパフューム好きもある(これはぼくも一緒)ので外に出たがらない。
 加えてなんということか、カミさんがいまさらのように『のだめカンタービレ』のテレビ再放送で玉木宏にはまってしまい、家にいるとDVDを見ているかマンガを読んでいるかネット検索しているか「ラプソディインブルー」だのベートーベンだの聞きまくっているのだ。たまに「チアキさま」などと声まで出してうっとりしている。。韓流ブームなんかでおばさま方がキャーキャーいうが、あれに近いのでは。救いは通常は「タマキン」と呼んでいることか。朝からタマキンタマキンと連呼している家族も少ないだろう。。
 とにかく家にいるとテレビドラマ各種、タマキン、のだめ地獄なのである(娘はのだめの物まねをしすぎて口調がそうなってきている)。しかも悔しいことに自分もまきこまれ、タマキンはともかく上野樹里がよくてファンになってしまい、結局テレビ版のみならず映画版まで見てしまう。カミさんは喜んでまずます勢いがつき、ツタヤでタマキン出演作を探してくる。そのついでに旧作をレンタルしてきて周防正行監督作品などを娘に説明しながら見直すと、やはりおもしろいので自分だけ部屋にこもっている気になれず、返却ついでに率先して次の5本をレンタル…。これではまるで仕事にならないばかりか、松本にいる間ずっと睡眠不足。ぼくがいまもっとも落ち着いていられるのは移動中の特急あずさ車内だ。


カルハウスはいつも清潔さを保っている
 8月3度目の上京は4泊5日の日程。宿泊先は思い切ってカルロス矢吹のカルハウスに腰を落ち着ける作戦だ。個人の家に4泊するのはプレッシャーだが、つぎはいつくるんだとオファーをもらっていたのと、シェアハウスで人の出入りが多く他人が滞在するのに慣れている、鍵を貸してくれるので時間的制約が緩い、と好条件が揃った。
 通常なら松本で原稿を書いていたい月の中盤に出てきたのは「のだめ」から逃れる目的もあるけれど、下関マグロ、竜超との共著『町中華とはなんだ』が19日に発売日を迎え、プロモーション活動とイベント出演をしなければならないからである。
 初日の16日には銀座松屋のネットFMソラトニワで、「オシキリシンイチの脱力主義」に3人そろって出演後、町中華を食べ、事務所でレポTVの収録をし、23時ごろにチェックイン。スペイン帰りの若者が滞在中で、カルロスを交えて話し込み、明け方近くまで起きていた。知らない人なのでリラックスはできないけれど、環境への慣れはあって、ハートの耐久性がついてきた実感がある。
 なるほどと思ったのは、シャワー後、バスタオルを持参のハンガーにかけていたら「それはやめてくれ」と言われたこと。シェアをしている住人は女性2名だが「そういうの嫌がるんですよ」という。「バスタオルはたくさんあるので遠慮なく使ってください」


夜のジョナサンは原稿が進む

 17日はスケジュールをあけて『ダ・ヴィンチ』の原稿を書くつもりでいたが、計算通りに進まず悶々。事務所は喫煙だからそのストレスもバカにならず、途中からジョナサンに陣取って書くことにした。事務所の前にはベローチェもあり、そこでは何度か原稿を書いたがジョナサンは初めてである。喫煙席は空いていてなかなかいい。24時くらいまでやってただろうか。いい加減、ドリンクバーで腹がガボガボになり引き上げてその先を書く。
 見直しを終えたら午前3時だった。いくらなんでも他人様の家に行くには遅すぎるので、雑務をしたり他の原稿の書き始めをやってみたりして朝まで時間をつぶし、9時ごろにカルハウス。人の気配がしないのでシャワーをゆっくり浴びた。つい自分のバスタオルを使ってしまったのでバッグにしまう。
 徹夜明けなのに、18日は多忙。12時から町中華探検隊(MCT)の活動で浜松町へ行って皆と歩き回ってから飯を食い、お茶をして、まあ遊んでるだけとはいえ、明日のイベント用の写真を撮ったりもしながらだったので眠るわけにもいかない。参加者はマグロ、ヨシオカ、料理家きじまりゅうた、芸人たかはし(キュートン)、カメラの山出の6名。喫茶店にいたらゲリラ豪雨がやってきて、小ぶりのタイミングで駅に戻って解散。
 麴町駅を出るとさらに激しい雨。徒歩30秒のドトールに行くのも躊躇するくらいだ。3時から文芸春秋のラウンジで「欠歯生活」の新担当者矢内さんと打ち合わせをし、せっかくきたのだからと別冊文藝春秋の森編集長、角田さんと雑談に励んだ。
 眠気は消え、だるさが襲ってくるものの、今度は代々木の米谷テツヤさんの事務所「パス」に行って電書版レポの話などして2時間近く笑い転げた。米谷さんとの付き合いは長く、ときどきしか会わない分、いくらでも話が続く傾向にある。



 20時ごろ辞し、カルハウスで寝たいところを巣鴨へ向かったのは、宮坂琢磨君から晩飯に誘われていたからである。昨日、カレーを作ったが甘たtので食べに来てくれとお誘いを受けたのだ。宮坂と言えば民宿ミヤサカの住人で、ヤドカリ生活で大いに世話になっている。みなさんの親切のおかげでぼくのヤドカリ生活は成立しているわけで、たいへん感謝しているのだ。
 その相手から食事に誘われたわけである。しかも残り物とはいえ、一人暮らし男の自炊メニューときたら興味津々なわけである。宮坂は味には自信がない、甘みを出すのにバナナを使ったらうまくいかなかったと言いつつ、ボクの作ったものを食べてくださいよと電話してきたのである。カレーをよく作り置きすると聞いていたが、毎度ひとりで食べるのが味気ないのは経験者として知っている。寂しさとわびしさが襲ってくるんだ。    
 行かねばなるまい。まずかろうとなんだろうとウハウハと食べてあげるのがヤドカリの責務だと思った。で、車内からラインを送ったところ、ひどい返事がきた。
北「代々木から向かいます。はらぺこです」
宮「家には蕎麦オンリー。他に食べたいものありますか」
北「あれ、カレーは?」
宮「昨日始末しました。冷凍がありますが正直おススメできない甘辛さ」
 アホやこいつ…。
無呼吸症候群の治療器がバージョンアップされていた。
 巣鴨駅も豪雨だった。宮坂が傘をもって迎えに来るという。こういうところは親切なんだがなあ。
 せっかくだから自炊がいいと思い、サミットで惣菜と飲み物を買った。蕎麦があるならかき揚げも欲しい。ビールだったらナムルもいいだろう。
「刺身いいっすね、刺身刺身」
 うるさい宮坂のリクエストでカツオのたたきを加えた。
 蕎麦は宮坂が茹でた。皿など不足しているので、あとは買ったままの状態で飯となる。
これはあるよ、普通にある。みんな見せないだけのことだよ。
「華がないね」
「まったく。しかもこのカツオのたたきはおいしくないです。さすが298円」
 寂しくわびしい男二人飯だ。
 食後、カルロス矢吹がインスタグラムに写真をアップしているのを発見したら、ぼくが土産に持ってきた蕎麦だった。カルハウスは土産OKだと思ったので、蕎麦と高原ビールの詰め合わせを持って行ったのだ。
 カルロスはオクラや納豆を添えて、とてもおいしそうに調理している。この差は何なのか。宮坂にも見せたら急にしょんぼりした顔になったが遅いのである。しかも蕎麦が多すぎて後半は苦しい食事になる一方なのである。
 断続的に雨は降ってて、カルハウスに戻る気力もなくなり、予定外ではあるが民宿ミヤサカに宿泊することになった。そうなる可能性があると思っていたのでバッグには着替えが入っている。シャワーを浴び、例のバスタオルを使った。民宿ミヤサカはタオル干し放題だ。
「あれ、トロさん加齢臭きついっすね」
 え? そうかなあ。あまり指摘されたことがないけど匂いがあるのかもしれず、ずばり指摘してもらえるのはかえってありがたい。
 しかし待て。いまシャワーを浴び、シャンプーもしたばかりではないか。
「でもツーンとした匂いが漂ってますよ」
 宮坂の位置に行くと本当だった。そして、近くにはハンガーにかけたバスタオルが。匂いの元はこれだった。カルハウスで濡れたままバッグにしまいこんだため生乾きになってしまったのだ。



19日。
 午後から新著PRのためサンデー毎日編集部→リットーミュージックで昼食、PR用Tシャツに着替え→三省堂書店→本の雑誌社→東京堂書店→書泉グランデ→リットーミュージック→下北沢「丸長」で夕食と献本→「本屋B&B」で発刊トークイベント→打ち上げ→カルハウスに戻る、というスケジュールだった。共著者の下関マグロ、竜超とはずっと一緒で、リットーの宣伝市原さん、営業の方、編集者2名がかわるがわるそばにつく完全仕事体勢である。丸長からは隊員の半澤君が合流してくれ、退屈するどころではなかったが、体力的には疲れた。


 日付が20日に変わってから、ヘトヘトになってカルハウスに戻る。カルロスから、帰宅は午前1時半だと連絡が入った。先に寝ててくださいとあったが、シャワーを浴びたら(バスタオルは借りた)目が冴え、帰ってきたカルロスとまたしても明け方まで話し込む。寝たのは6時。
 9時に起きるとまだ降っている。
荷物をパッキングし、出かけるタイミングを計っていたらカルロスが起きてきた。サマーソニックにいくが悪天候なので夕方からにしようかなどと言っている。
 10時にチェックアウトして事務所に寄り、阿佐ヶ谷の「グルトン」へ。ダ・ヴィンチで連載しているトロイカ学習帳が100回を超えたので、歴代担当者が祝いの会を催してくれた。


 もう編集部にいない人、転職した人もいる。わざわざ集まってもらい日高トモキチ、カメラのハラダともども恐縮。
 17時のあずさで松本へ。幸福感と肉体的疲労に包まれ爆睡。



 

2016年8月24日水曜日

東京ヤドカリ日記8.06-12

                    yadokari diary in tokyo 
8.06-8.12(ハナ宿)


 今回は妻の里帰りを兼ねたヤドカリである。ぼくがよくヤドカリしている義母の家に一家で行き、3泊して松本に帰り、翌朝ひとりで東京に行って2泊のスケジュール。後半2泊はほかのところに泊めてもらうことも考えたがもろもろの面倒を考えてやめた。
 1泊とかの短いスパンでヤドカリするのは変化があっていい面もあるけれど、落ち着きのなさや荷物運搬のつらさを考えると夏場はキツイのだ。前に泊まったことがあっても、1泊目というのは多少の緊張を伴うもので、それは相手も同じなんだろうけど、2泊目以降とは気分がまるで違う。一晩過ごせば、そこでの位置取りのようなものもわかってきて、以後は楽になる一方なのである。ぼちぼち閥の疲れも出る頃。今シリーズは義母のところで犬のハナなど相手にしつつリラックスさせてもらった。
 もうひとつの理由はリオオリンピックをテレビ観戦したかったためである。スポーツ観戦が好きなほうじゃないし、オリンピックはなくてもいいくらいに思っているけど、やっているとなれば少しは見たい。義母の家は二階建てで、テレビは1階の居間と2階の2部屋にあり、見放題。


 家にいる時間がけっこう長いので義母と話す時間も多い。ぼくたちは日を追うごとに仲が良くなってきていて、話した量でいったら、結婚してから20年ちょっとの総量より、ヤドカリ開始以後3カ月間が多いだろう。
 これは距離感の問題だ。たいした話をするわけじゃないけれど、距離が近く感じるようになった分、話しかけることに抵抗がなくなったのだ。それとともに、煙草をどのように吸うか、ハナの散歩は何時までに起きたらぼくがやり起きなければ義母がやるか、晩飯を食べる食べないの連絡を何時までにしないと義母のストレスになるのかといった暗黙のルールができてきている。
 人と過ごすにはそんな些細なことこそ重要で、どんな仕事をしているかとか自民党の独裁政治化をどう思うかということは話題のひとつにすぎないのだ。

2016年8月5日金曜日

東京ヤドカリ日記8.03〜8.04


yadokari diary in tokyo 
8.03-8.04(民宿ミヤサカ)
独身ひとり暮らしの押し入れ
「オレ最近すげぇ歩いてますよ!」ポケモンGOに夢中の34歳
義母のハナ宿以外ではもっとも頻繁に利用させてもらっているのが民宿ミヤサカだ。
前夜や当日でも、空いていれば宿泊OKであり空いている確率が非常に高いのである。いや、宮坂君とてしっかり働いているのであるが、比較的時間がはっきりしている勤め人だから、平日は確実に家に戻ってくる。寝るのは深夜2時、起きるのは8時半。このリズムを崩さないかぎり、この男は寛容なのだ。今回は巣鴨駅前で会ってベトナム料理を食べてから22時過ぎにチェックインした。まずはシャワー。宮坂君は非喫煙者なんで、煙草は換気扇の下で吸う。
ポケモンGOが楽しくて仕方がないらしく、しきりにその話をするのだが全部スルー。こういうのって誰かに話したい。その気持ちはよくわかる。でもスルー。
それよりも宮坂君推薦の映画『スーパー』が素晴らしかった。宮坂君はとても他人事とは思えないらしく人生最良の1本とまで言い切ってた。哀しみしかないような映画。明るい悪夢を見ている感じで、狂ったままラストまで描き切る。ぼくも何度か涙が出そうになった。

たぶん100均で買ったタオル入れ。
メッシュなので乾きやすく麻のバスタオルと洗面タオル、
旅行用シャンプーを入れて持ち歩いている。