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2021年8月2日月曜日

北尾トロ仕事帖2021年7月 ギンギンギラギラの夏バテなんです

7月は信州に2度行って、取材したり、
山や湖のまわりで数日間を過ごした。

コロナ禍にオリンピック開催しといて
そのくせ緊急事態宣言とかよく言うぜ。
なんかもうみんな、やってられねーや
と街に出たくなる気持ちはよくわかる。
ワクチン接種のペースものろく、
お偉方は嘘ばかりついている状態じゃ、
当分、自由に出歩ける日はやってきそうにない。
そして連日蒸し暑い。
夏は昔から好きじゃないんで(カナヅチだし)
ナマケモノとしては部屋でじっとしていたい。
仕事は休むわけにもいかないから
やんなきゃいけないことはやるけど
自分からは手を挙げて
取りに行かないようにしている。
というふうに自分の能力と体力と相談して
夏をしのぎ切る所存であります。
東京新聞で「犬と歩けばワンダフル」を
取り上げていただきました

そんななか、山田うどんの江橋さんから連絡が入った。
「埼玉タンメン 山田太郎」を新規オープンするから
プレオープンの日に食べに来ないかとの誘い。
こういうのは迷わず乗るべしと、
友人のコラムニスト・えのきどいちろうと駆けつけた。
山田うどんの新業態
「埼玉タンメン山田太郎」
プレオープンに招かれ試食。
結果は↓

えのきどいちろうから
力強くガッツポーズ出た!

「狩猟生活」の取材が始まったので
本の準備と合わせて、
夏にすべき仕事は出そろった感がある。
取材で初めてテンを食べた。
検索してもほとんど情報が出てこない
レアなジビエなのは、肉が少なく、
上質な毛皮を持つ動物だから、
トライする人が少ないのだろう。
もも肉とわずかな背ロースを食べてみたけど、
淡泊でおいしかった。ウサギはもちろん上等の味。
激レアなテンのもも肉焼

ウサギ(左)とヤマドリ

「お茶の水、大勝軒」の田内川真介氏にフォーカスした
本を書くための取材も大詰めに近づき、
またしても志賀高原を訪れた。
7月も志賀高原に。これで
何度目の訪問になるだろう。
どうしても会わなければならない用がなくても、
志賀なら行くかなという感じである。
志賀行きの目的は「山ノ内大勝軒」
人気上々で、東京からスタッフ2名が
山ノ内町に住民票を移した

でもそれだけじゃなくて旧東池袋大勝軒での
修業時代の先輩たちにインタビューしたり、
いまは大塚店で相談役を務める方にも話を伺い、
内容は充実の一途。8月いっぱいで取材を終え、
9月からは執筆にかかる予定だ。
若者みたいな体力はないけんね、
先日もたいしたことはしてないのに
軽い熱中症になってしまった。
みなさんもギンギンギラギラの夏バテに
ご注意くだされ。
僕は昔から夏バテになりやすい。
そうめんとアイスしか喉を通らなくなるのが
サインで、今年は7月半ばにそうなってしまった。
早いっつーの。
びっくりするくらい体力落ちたよ。
8月は挽回につとめ、
北尾農園(市民農園借りてるだけですが)の
野菜をもりもり食べて
なんとかやっていきますよ。
「昭和50年男」のインタビューを
荻窪の名店「ことぶき食堂」で受けた
大将が病気療養中で
女将さんと娘さんが店を切り盛り


<原稿>
知らぬがホットケない 第8語「ソーラーシェアリング」
(EnergyShift)
・知らぬがホットケない 第9語「SDGsの13番(気候変動)」
(EnergyShift)
・トロイカ学習帳 第161回
欲しいのは、本が読めるヒミツ基地
子ども時代の"ワクワクする孤独"を取り戻せ!?
(ダ・ヴィンチ9月号 KADOKAWA)
・日本一平凡な名前のタンメン屋
(BIG COMICオリジナル 小学館)
・ジビエ特集エッセイ
(狩猟生活vol.9 山と渓谷社)

<受け取材>
・町中華インタビュー
(昭和50年男 クレタパブリッシング)
S&Bの町中華シリーズ
8月には新作出ます!