猟の師匠である「八珍」の
宮澤さんから
熊の手が手に入ったと連絡が
来たのは3月。
触ってみたいし食べてもみたいから
冷凍保存を頼んだ。
宮澤さんも熊の手を料理した
ことがないので研究するという。
珍しい体験になりそう
なので「狩猟生活」鈴木編集長に
伝えたら、記事にしたいと即答。
で、とうとうその日がきました。
サイズはぼくの手より 一回り小さいくらい。 熊は100キロ程度の大きさだったらしい。 あ、長野だからツキノワグマです。 |
毛をバーナーで焼いてます。 掌が黒いのは、直前に"熊拓"を とったからであります。 実際はもっと薄い色。 |
煮る、煮る、煮る 湯を替えながら5時間 (その前に圧力釜で20分) アクを取り臭みを抜く作業 |
皮をはぎ |
爪を抜く |
八角を効かせて中華風に仕上がった。 これにソースを絡めて食す。 |
僕たちは豚足を食べたりするわけで
熊だから味が特殊なわけではない。
写真の上がわが手のひらの部分で、
分厚い脂肪の下には肉もあり、
合わせて食べたらとても良かった。
左側の黒っぽいのは肉球。
細く切ってソースにつけて食べます。
肉球そのものには味はないけど
コリコリとした食感で、
酒飲みだったら喜びそう。
詳しくは8月末発売の
詳しくは8月末発売の
「狩猟生活」vol.2で執筆予定。